実験的なら、総てが赦されるとは思わないが、それを言ったら、人生総て、押しなべて実験的であって、だから、犯罪なんかは当然ダメにしても、大きな、有って無いような枠の中で？檻の中で？-何と呼称したって構わないんだ-ただひたすらにdig a holeっていうのも悪かないし、観察ばかりで「俯瞰で見れている」と嘯いたって結構なんだし、矢鱈に子供の頭を撫でて回ったって、それはそれで一向に構わない訳で。
それこそ”容量”にしても、お猪口の半ば程か、それともラーメンの丼か、ドラム缶の、それもすりきり一杯までなのか、それだって分かるまいし、規定されてもいまい。そうして自分は、ザルで水を掬おうとしているようなものなのかな？と思う。
ところでそんな心情は、音楽で言ったらくるりのトランスファーでもjubileeでもあるし、ブラーのパークライフでも、デペッシュモードでもコールドプレイでも、レディオヘッドでも、はたまたワム！でもあって、全部足して、それらの頭数で割ればいいのかというとそうでもなく、汽水域の説明に似ているのかも知れないね。手の平と手の甲と、どこから手の平で、甲でなんて、考えるのもバカバカしい。それは君が規定して、僕が規定して、たまさかには、手の平を甲と言い張るぐらいの無理を言う時だってあるし、つまりはそんなもん。
ルイ・アームストロングが歌った「この素晴らしき世界」だけが正しいわけはなくって、ある意味ではマリリン・マンソンの方が正しい場合だってあるんだし。極端なものにばかり耽溺したって、クソなんだしね。かといって多くはヌルいものばっかりだけど。
そうそう、尤もらしい顔をするなって。大したモンじゃない、僕も君も。
そう「自分だけには肛門がない」みたいな綺麗な顔して歩いてても、ダメだって。
もっと肛門に発言権を！
何を言うとんねん。
臭いつながりで、言わせてもらえば、人間に完成なんてあるとは思わないけれども、今31歳で、まあ5割6割ぐらいは、それこそ「人間出来て」きてもええんちゃうかなと思うけど、まだまだ、全然ダメだね。アメリカ人じゃあるまいに、内心、中指立てていることも多いし、傷ついたり喜んだり、グラグラグラグラ、振れ幅が大きすぎる。まあ、悪いことばかりではないんだけど、それは。
髭をわんさかたくわえて、白のパジャマに白のベッド、そして魔女のような女性と寝そべって何もしない、いや、何もしないのが主張なのだ、その主張とは-Peace-
んな胡散臭いことは言わない。数百億の資産を持ちながらそんな戯けたことをしているからエルヴィス・コステロなんかに茶化されんねん。
まあそれはいいとして、何か仕事でも、まあ恋愛でも精神的でもなんでも、もっと何か良くならないかなあ。
何かこう、カキっとはまる感じのさ。
あ、それって今流行りの、覚せい剤じゃあないよ（笑）。
