【過去】拝啓、こりん星の道の上から。

 

申し訳の、つらつら愚痴っぽい三文芝居の、論いの、鬼気迫るホンキートンクの、ピートタウンゼントのギタープレイの、前進の後退の、サクランボのつるを二人して口の中で結ぶ合コンの、損の得の。まあ忙しい暇人もあったもんだね。

 

タンポポの綿毛のような幸せと、思い切り悪化した歯痛のような苦しみと?

 

生きる事自体とんだマゾヒスト、特殊な性癖を持つ者にしか続けられないんじゃないかと思ったり、だからって死ぬのも結局対極、とんだ夢想家、ていうかヌルイ奴なのかななんて思ったり、兎に角もあることないこと思ってひとしきり苦い顔してみせたって、まさか四六時中苦しい顔をしてる訳もないんで、なんのかんので気味悪いような笑みを浮かべてはまた眉間に皺が寄ってきて、兎に角矢鱈に忙しい暇人もあったもんだと、自戒も含めて思う訳で。

 

ライフイズビューティフル、嘘であります。信じたかったけども、嘘であります。

 

ビューティフルの根拠、彼氏彼女が出来た…、数回飲みに行けるぐらいの寸志が出た…感動する映画を観たなどなど…。そんなものがどうして根拠。。。

 

そうしたならば、兎に角こじつけでもありもしないことでもよろしい、何んでもしてしまうんだ。そんな乱暴なのが、ポジティブなんてものの正体…。

 

俺には怖がっているようにしか見えないね。退屈に、暗闇に、寂しさに、仲間外れに。

 

そりゃ、怖くないとは言わん。だけどもそれはある程度絶対避けられないんだから、また、悪いことばかりじゃない、好転することだってあるし、寂寥そのものも何もそれ自体、捨てたもんでもないからね。