タイトル 放言。
人生の組成を、成立を、何と考える?
いや難しい話じゃない。
ありもしない幸せを無理矢理ほじくり出して悦に入ることか?違うでしょ?
ありもしない、というのは言い過ぎたなら、一見不幸なことに、いろんなフィルターを通して、いろんなケミストリーを施し、ほの表れる滋味を幸せとし、喜ぶことか?違うでしょ?
違うだろう、俺も含め、そんなさもしい、木の芽に栄養を求めるような、貧しいありようではないだろう?
んだって、やることはやってるし、そうしたならなおさらそんなささやかな幸せで身が保つものでもあるまい。
正直に言ったらそれは、金が欲しくて、欲も満たして、っていうのもあるのだろうけども、それが無理だからと諦めてしまっているからか、もしくはそう思い込まされているのか知らんが、俺なんかから言わせてみればそれはそれでひどく不誠実、不正直、ああ、不遜だね。
傲然と、人生を謳歌しているようなことを言って、実は不満足みたいな中途半端な野郎だ。
言いたいのはさ、何か、綺麗事は好きだし迎合もする癖に、肝心の自分らしさとか、ハッキリ言って全然それに向かって行ってねえじゃんって。にじり寄って行ってる?
お前、個性なんてないぜって。ああーわかるー、普通ー?ってね。
破格な幸福を放棄して、オムライスが上手くできた幸せを喜ぶのもいいだろう。
しかし言い切ってしまうけど、君の求めているものはそんなものじゃあ、ない。
何、何で何で、何で、人と違うことがそんなに恐ろしいの?何で?
違ってたらいかんの?何で?何で?えっ、何で?
有り得ないですよ。君が不幸せなのは、取り繕っているから、人と同じだから。
可哀そうなぐらい、あんたら画一的だよ。下手したら、俺より不幸かも知れない。