岡田徹。

ムーンライダーズって、異色というかヤバイ(語彙力)バンドがあるんだけど、高橋幸宏(ファン目線から、あえて呼び捨て)が亡くなってからしばらく経って、ムーンライダーズの曲をニコニコ動画で聴いていたら流れるコメント欄に「岡田さんも・・・」「RIP」みたいな縁起でもないのがあったのでネット検索してたら、悪質なガセでもなく、岡田徹(ファン目線から、あえて呼び捨て)が亡くなっていたのは本当だった。

 

訃報に接してちょっとして聞いていたのが「悲しい知らせ」という曲で、歌詞の中の、「一度だけならまだがまんもするが こう何度もウソをつかれちゃかなわねえ」って曲と何だか関係、符号があるようなないような気がして、複雑な心持となったのを覚えている。

 

大体が、岡田徹が亡くなったニュースは俺は聞いていなかったし、当日たまさかニュースを見なくても、数日報じるぐらいのニュースだろうに。

 

ビートルズのジョンレノンが、「”I Am the Walrus.”は100年経っても色褪せない何かがあるんだ」的なことを言っていたと記憶するが、別に”I Am the Walrus.”を貶すじゃなく、名曲だとも思うけれども、やっぱり”100年経っても色褪せない”というからには、日本人の自分にとっては、「9月の海はクラゲの海岡田徹作曲)」だろうと思う。

 

もちろん、作詞のサエキけんぞう氏の詞もとても良いと思っていて、もちろん、ムーンライダーズ=9月の~、という話ではないのだけれども、サエキけんぞう氏は「?パール兄弟?歯医者?」ぐらいの認識しかなく、ムーンライダーズの”サーガ”のほんの入り口に分け入ったぐらいで、それぞれの良さ、深さを語るには色々なものが足りないのだけれども、とにかく。

 


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